創業者の志は生き続ける ~障がい者雇用を50年~

 昭和42年に16歳の知的障がい者1名を雇用しました。きっかけは創業者 打江鉃夫が養護施設の見学をし、個性を生かす活動に感銘を受け採用したいと言われた事でした。当時は、障がい者雇用は社会的に進んでない時代でしたので、社内や家族内でも障がい者の仕事や生活に対して不安の声が出ましたが、打江鉃夫社長の強い思いで周りの方々に理解をしていただき雇用することとなりました。以来、障がいがあっても、各自の持ち場で能力を発揮できる環境を築いてきました。また当時から社員寮があり、仕事の支援のみではなく生活の支援もして自立を促してきました。打江鉃夫会長が亡くなった後もその志を引き継ぎ、障がい者雇用に対する考えは生き続いています。
 岐阜県の障がい者雇用アドバイザー企業として、県内の事業所に対して障がい者雇用に対するアドバイスなどをしています。「障がい者職業生活相談員資格認定講習」においては、今までに培ってきた経験などの話を通して、幅広い分野で障がい者雇用に対する理解を深めるようにサポートをしています。

岐阜県で開かれた講演会の様子(2021年)
現在は、取締役を中心に障がい者雇用を推進中

郷土の企業を知る ~小学生・高校生の社会科見学、企業見学~

 地元の小学生の社会科見学や、高校生の企業見学を受け入れています。生徒・学生の皆さんは、地元に住んでいても知らない産業や企業があり、工場見学を通して地域の事を知り、働いている大人達の姿を見る事でキャリア教育の一環に貢献しております。見学をする生徒さんの中には社員のお子さんが来ていることもしばしばあります。生徒さんが書いてくれた感想文は、企業としてさらなる成長をしていくための活力になっています。

食堂には、小学生達からの感想文などを貼り出しています。
スタッフみんなの活力になっています。
当社の製品が使われているショベルカーや
代表取締役社長の似顔絵なども上手に描いてくれていたりします。